世界でトップクラスのフェイスブック利用率を誇るフィリピン
仕事中も隙あらば自撮りして投稿することに余念がない
アカウントを持ってないとある意味変人扱いされてしまう
ちょっと出会った人からも友達申請が容赦なく来る
さすがに私もアカウントを持っていないといろいろと不便なので全然何もアップしないけど利用している
さらに個人がフェイスブックを通していろいろとモノを売っていることも多い
しかし注目すべきは彼らの「売りたい気持ちの強さ」と「美的センス」
今日は少しずつ確認してみよう
まず初級編
どうやら1個150ペソで帽子を売りたいらしい
ベットのシーツがめくれていてもお構いなし
なんか変なコードが帽子に向かって伸びていても関係なし
それくらい売りたいのだ!
次は中級編
これはどうやら家と土地を売りたいらしい
気になるのは洗濯物だ
もしかしてサービスで付いてくるのか!?
生活感を一切隠さず家と土地を売ろうとする気合が伝わる一枚だ
中級編2枚目はこれ
これクラスになると一体何を売りたいのかがすぐに分からないのがポイントだ
実はスピーカーとプリンターをセットで売ろうとしている
写真がぼやけているとか、埃がかぶっているとかは100歩譲っていいとして
セットにする意味が分からない
プリンターに関してはちゃんと動くのかどうかすら怪しい・・・
コメントも1件だけなのもポイントが高い
最後に上級編
今回は大好きなスマホを売りたいようだ
指紋が付いたスマホをフラッシュを使って強調する必殺技まで使っているが
注目はポッチャリした子供だ
なぜそこで撮影したのかが謎すぎる1枚
しかもよく見るとポッチャリ君のそばにはスナック菓子が・・・
しかも2つ
「スナックが好きでポッチャリしてしまった子供を持つ私、この子にもっとスナックを買ってあげたい!だからスマホ買って!」
というサイドストーリーまでさりげなく付けているのが上級者であるゆえんだ
フェイスブックの一部分だけでも十分にフィリピンという国を表現しきっている
売りたいと思った瞬間が写真を撮る瞬間なのだ
しかしこちら側からするとウソ偽りのない写真を見れていいのかもしれない・・