フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【道路に突然コンクリートの壁】困惑する住民とその理由とは/ フィリピン

 

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予告なしに設置された壁

フィリピンの首都圏に属するモンティンルパ市という場所で突然道路にコンクリートブロックで作られた壁が出来て市民が困惑しているという謎のニュースが入ってきた。

 

ここは刑務所沿いに続く道路で、どうやらこの壁を設置したのはその刑務所を管理する司法省の矯正局。

 

そして問題視されているのが市や町とまったく事前協議されず、また市民にも通告されずに突然行われたということ。

 

ちなみに近辺に住む一部の住民はこれによって市内へ行く際に1.5kmもの遠回りをしなければならなくなってしまった模様。

 

フィリピンあるあるの関係機関との無調整が露呈しまくりの事案だが一体なぜ壁を作ったのか?

 

気になったのでいろいろ報道をチェックしたが大手メディアもそれについては説明がない。

 

この報道の一番重要な部分が欠けていて誰も不思議に思わないのがこれまた不思議だが、どうせ新型コロナによる思い付きロックダウンなのだろうかと思ったが、どうやらセキュリティ上の問題らしい。

 

私調べではどうやら今回のブロック壁が出来た場所は刑務所沿いを通る道路に続いており、収容されている囚人にその道路から覚せい剤を投げて渡すという行為が横行しているらしい。

 

さすが刑務所内も無法地帯化しているフィリピン…。それはさておき、迷惑なのは普段この道路を生活で利用する善良な市民…

 

道路を封鎖せずにマトモな警官を配置して常時パトロールすればいいんじゃないの?とか、火事や急病人が出た際などに緊急車両が通れないじゃん!とかいろいろ当然のツッコみが多いが、その辺まで配慮されないのがフィリピン。

 

バカなお偉いさんがいるとたまにこういう珍事?イベント?が起こる運命として身をゆだねるしかない…

 

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消防車ならきっと壁に突っ込んで通過できる!?

たださすがにこんなことを刑務所に独断でされては市長の面目は丸つぶれ。これは違法だとかいろいろと言いながら今まさに協議しているらしい。

 

コロナ感染再拡大中で事実上の都市封鎖がまた各地で行われているフィリピン。きっとそれにインスピレーションを得たのかもしれない…

 

 

 

 

 

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