例えそれが国道だとしても道路脇のちょっとした茂みで立ちションするフィリピン人はよく見る光景。
なので立ちション最中の人を狙ったひったくりもあるくらい色々とツッコみ所満載な国フィリピン。
本当にどこでも立ちションするのか?というどうでもいい疑問を今日は記憶を辿って検証してみたいと思う。
ちなみにちょっと田舎道に行くと道路脇で身体を洗っている年頃の娘も見かける。きっと家に水道がないので道端にある蛇口にホースを取り付けてシャワーにしているのだろう。
ショートパンツにタンクトップの20代女性のシャワーシーンは中々見れないので個人的にはありがとうございます的な感じなのだが、そのくらいの田舎道になると人気は無く、だいたいその娘と通りすがりの自分と野良犬しかいないので白目を駆使して見て見ぬフリをする程度しか出来ないのが残念…
10代20代の若い女性がそんな感じなので男の立ちションはもの凄くハードルが低くしても仕方がない。
エントランスで…
確かあれはヴィラサクラにダバオからフィリピン人一家が宿泊しに来ていた時のこと…(確か5人家族だった…)
朝ご飯を終えてツアーのピックアップを待つ一行。私も休暇を過ごすフィリピン人ファミリーを平和な気持ちで眺めていた
そんな瞬間になんと旦那さんがエントランスの脇で立ちションを始めた!
あそこは野良犬でも小便をしない聖域だったのだが、なんと50代の子連れのおっさんが堂々と…
10歩先のペンション内に戻ればトイレがあるにも関わらず外で…涙
しかしさすがに目の前で、そして敷地内にそんなことをされては黙っておけないので注意しようと思った矢先に頭をある事がよぎった。
なんて注意するか??
50歳妻子持ちの旦那というと社会的にも家庭内でも見本となる振る舞いが求められているはず…こんなまさかのシチュエーションは想定の範囲外!
学生時代も社会人になっても習っていないぞ!
しかし現行犯逮捕…注意する為には尿を出し終わるまでの残り僅かな時間の間に決着をつけなければならない…
焦る私とジョボジョボ音…
プチ混乱する私をよそにとうとう先に立ちションが終わってしまった…
満足気にチャックを上げながら振り返る親父…
当然手も洗わない…
と思いきやなんとトイレに行って手を洗い始めた!?
は!?
ギャグなのか、ギャグならツッコむべきなのか…
わざわざ外で小便をし、トイレに行って手を洗う…またフィリピン人のことが分からなくなってしまった瞬間だった…
実は…
しかし偉そうに言っている私も実はつい2年前くらいまでは立ちションをしていた…汗
もちろんあのおっさんみたいにトイレがある場合はトイレに行くが、トイレが探せない時などは「どうせ皆やってるからいいや」という具合で茂み用を足していたのだ。
しかしとある女子大生が日本から旅行に来てフィリピン人の男どもがあちこちで立ちションしている姿を見てこう言ったのをきっかけにピタッとやめた
「キャー あの人もしてますよ!!外でオシッコってフィリピンでは普通なんですか?…え~でもそうだとしてもやっぱりちょっとアレですよね…、何というかレベル低いですよね 笑」
れ…レベル…ひくい…
当然まさか自分もやってますなんて言えないのでその場は笑ってごまかしたが、一回り以上違う大学生にそんなことを聞かされて目が覚めたのだ。
大人は立ちションしない!…汗
恥ずかしい限りだが、あえて言い訳をすると学生のころヨット部だったので、海に出たらトイレはそのまま海でやっていて外でするのに抵抗がなかった名残りと、いろいろとマナーとモラルのないフィリピンという環境がもう立ちションくらいはOK!という風に勘違いさせてくれた…汗
公共のトイレはほとんどなし…、あっても激汚い…、急いで家に帰る⇒危険な道路事情で事故の可能性高…、茂みがいっぱい…、みんなやってる…、誰も注意しない…
といった具合…
立ちション条例違反!?
以前デング熱が流行っていた時期に小児科の病院の前を通ったら、入口に列が出来ていたのだが、お母さんと一緒に並ぶ子供達は壁にオシッコしていた…
お母さんもさも当然のように「ほらっ、そこでさっさとしなさい!」と言っていた。
幼少期からの立ちション文化を垣間見た瞬間だった。
そんなフィリピンだが実は立ちションは条令で禁止されている行為らしい。地域によって内容は異なるが、違反すると罰金500ペソ(約1,000円)か8時間の奉仕活動などが科されるとのことだ。
奉仕活動?
と思った人は多いと思うが、なぜかフィリピンでは条令違反すると罰金を帳消しにするかわりに腕立て伏せをさせられたり、オリエンテーションに参加したりさせられる。
コロナパンデミックで外出禁止の際も夜間外を出歩いていた十数人が一斉にスクワットをさせられていた。
そんなパルプンテな国だが、今回の「フィリピン人どこでも立ちション説」はここパラワン島ではほぼ立証されたと言えるかもしれない
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