庶民の足トライシクル
バイクにサイドカーを溶接しお客さんを乗せる。フィリピンでは地域によって大きさやデザインがいろいろ違うみたい
とにかくサスペンションなんて一切無い、ガタガタ道から受ける衝撃の強さはドライバーの腕次第な鉄の塊の乗り物
おそらく事故った時には100%ストレートに衝撃を受けることが出来る代物
それでも庶民の足なので私もよく乗る。行先によってはもちろん断られる場合もあるし、すでに他の乗客がいると同じ方向でないともちろん乗れない
そんなトライシクル
路肩に立ち、合図をだして、まずはトライシクルを止める
そして行先をドライバーに告げる
この瞬間、60~70%の確率でいる超無愛想なドライバーに巡り合うとする
もしOKだとドライバーはほんの一瞬1センチくらいコクっと頷き、進行方向へ顔を向ける
OKも何も言わないし、一切の笑顔なし
一瞬OKなのかダメなのか分からない。判断するには慣れが必要
初心者は要注意だ
さらに乗車拒否の場合は何故か首を横に傾けながら「何か言ってることが分からん」みたいな顔をしながら再度走り始める
もちろんこの間一切何も言わない
行先をうまく伝えられない、またはドライバーが知らない場合も同じリアクションをされる
なぜ?なんか悪いことをしたような後味の悪い気持ちになりかけるが、もちろんこっちは一切悪くない
もしそんな場面に遭遇しても旅行者の方は、っあ、ケイさんのブログに書いてあった通りだ!と逆に楽しんで欲しい
これもフィリピンの一部ね
ホスピタリティはちゃんとした場所でないと受けられない国。もちろん気さくな感じのいいドライバーもいる
そんなこんなで今日乗ったトライシクル。運転手は至って普通の愛想無しドライバーだ
でも運転は意外に優しい。テールトゥーノーズ、オーバーテイクが大好きなフィリピン人ドライバーの中にあって珍しくクリーンな運転
だいたい乗用車でもアホみたいに飛ばすか、逆にスーパーマイペースでとろとろ走るかのどっちか
日本のように、交通の流れを気にしながら運転してくれない。というか良いも悪いも他人のことは関係ないのだ
でふとドライバーを見るとなんかちょっと違和感が・・・頭のテッペンが天井を突き破りそうになっている
そのせいで天井のクッションは頭が当たる部分のみ窪んでいる
通常はこれくらいのスペースがあってしかり
ただ私も何度も遭遇したが絶妙に天井の高さが低いトライシクルが多い。乗客として乗る場合は一回きりなので我慢すればいいけど、ほぼ毎日長時間乗るドライバーは大変な気がする
首と腰へのダメージが大きそう
直さないのか、なんかサイズ的なレギュレーションがあるのか
謎だ
私なら乗った瞬間これじゃずっと仕事出来ないと思い天井の高さを高くするけどなぜ何もしないのか・・・・・
まぁ考えても答えが出ないのでちょっと次回聞いてみようかな
ただおそらく答えは アイ ドント ノー な気がするのは私だけだろうか
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