フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【パラワン島】世界遺産アンダーグラウンドリバー再開 / 12月8日より

 

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アンダーグラウンドリバー入口

パラワン島プエルトプリンセサ市にある世界自然遺産でもある国立公園地下河川(アンダーグラウンドリバー)が2020年12月8日から再オープンすることが決定。

 

これはフィリピンのコロナ渦によって3月半ばに閉鎖されてから実に約10ヵ月ぶりの再開。

 

約2ヵ月前の9月にアンダーグラウンドリバーのあるサバンという町に様子を見に行ったがほとんど人もいなく閑散としていた。

 


 セレモニー

12月8日に再開と言うことで昨日11月29日、フィリピンの三連休の真ん中の日曜日に再開セレモニーが行われた。

 

主に関係者のお偉いさんが集まった。

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マスク着用

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なぜか体操…

残念ながらここにプエルトプリンセサ市の観光局長のおばさんの姿はない…(切ない…)

 


空港は閉鎖されたまま

再開にあたって肝心のプエルトプリンセサ空港はまだ観光客の受け入れは行っていない。

 

なので実際はパラワン島民をターゲットにした再開になる。フィリピン国内の観光地はどこも段階を設けて徐々に受け入れ可能な観光客の裾野を広げていくというやり方なので、これは初期段階。

 

この次はプエルトプリンセサ空港がフィリピン各地からのフィリピン人観光客を受け入れを再開し、最後にフィリピン自体が外国人観光客の入国を許可すると制限はなくなる。

 

制限人数

ちなみにこのアンダーグラウンドリバーは観光客はツアーで行くことになっていて、その理由は人数制限があるから。

 

コロナ渦前は1日約1,500人が上限で、事前にツアーを予約して許可証を代理取得してもらうか、少ししかない当日枠を自力で頑張って取るかという具合だったが、今回は全員の健康状態などをモニタリングされるので当日枠はなしでツアーのみ。そして制限人数は1日500人と3分の1になった。

 

料金

アンダーグラウンドリバーツアーの料金は送迎、ランチ、入場料、許可証代といろいろ込みで通常は一人2,200ペソ(約4,500円)。

 

日本のGo To トラベルじゃないけどどうやら入場料の値段を一時的に下げるという予定らしいが、これは世界遺産でもあるので一応市議会の承認がいるらしく現在はまだ未定。

 

まだまだ道のりは長い

今回の件でとりあえずゼロから1へ前に進んだので良いニュース。ただ対象が実質島民だけだと1日500人の上限にも到底到達しないと思われる。

 

興味のある人は過去に既に行っているだろうし、今の時期にわざわざ2回目に行こうかという人も少ないだろう。

 

もしツアー料金が全部込みで500ペソくらいになったら話は違ってくるが、ロックダウンで前にも増して経済的余裕のない人が多くなっているので休日に家族みんなでツアーに参加して1万ペソ前後が出せる家庭はかなり少ないだろう。

 

とにかく外国人観光客のフィリピンへの入国が許可されるまではこの国は苦しい状態が続く。

 

ただ千里の道も一歩からなのでまだまだ道のりは遠そうだけど2020年内に最初の一歩を踏み出したのは良かった。

 

 

 

 

 

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