前回のブログで生後8か月の我がノートパソコン「レノボ君」が三途の川に出発して全然帰ってこないことを書いたのだが、今日はその続きの話
前回の悲しい物語はこちら
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選択肢がとても少ないというか、ほぼ無いので「腕利き」と聞いた怪しい修理屋に行くことに。
バイクでブンブン向かっていたら、その店の前のメイン道路が途中で通行止め。さらに警官もたくさんいて、その奥には人だかりが出来ている。
邪魔だ・・・、、どうせまた例のミス〇〇みたいなのが適当なダンスでも踊っているのだろう
こっちは一刻も早く昇天寸前のレノボ君を救わないといけないというのに・・・。これだからフィリピンは・・・
仕方ないので歩いて向かう。目的地までは300メートル。
ふと右を見ると1階にミスタードーナツが。
・・・・・
レノボ君・・・・
ごめん!!
ということで店内へ(ヨダレ)
ふん、こんなアホみたいにドーナツ並べて・・・(意味不明)
しかし甘いもの大好きのフィリピン人はドーナツも大好き。もうこんなの目の前にぶら下げられたら、警備中の警察官以外はみんな飛びついちゃうだろう
エアコンの効いた店内で、おやつのドーナツ・・・豚一直線だが午後のひと時
ふふ、可愛そうな警察官・・・
悪巧みくらいしかする事ないんだから今日くらいはちゃんと働いてもらわねば!
・・・・・
!?
何!?
ぽ、ぽ、ポリーーース!!
いたーーーーーーーーーー!!
こ、こいつら・・・
警備してよ・・・(汗)
しかもあんた飲めてないけど・・・(汗)
とにかく鼻からドリンク警備は放っておいて、腹ごしらえ!
万全の態勢で怪しい修理屋とのバトルに挑む
午後のひと時を終え、密集地帯を頑張って歩く
で、到着
店内へ
前置きが長くなったがここからが本番!
店員を探さなければ
いた!!
けど・・・・
死んでる寝てる・・・?
なんか休んでいるところ申し訳ないが、こちらも手負いのレノボ君のため引き返す訳にはいかない。
声をかける
私「あ、あの・・・」
店員「・・・・・」
私「あ、あの・・なんかノートパソコンが具合悪くて・・」
店員「はぁ」
私「なんかパラワン島イチ腕がいい店ってことを聞いて来たんですけど」
店員「・・・」
私「と、とにかくまだ8か月なんで直してもらえますか?」
店員「充電器もってきた?」
私「は、はい・・・」
店員「じゃあ来週の火曜にはできてると思うから」
私「!?」
店員「たぶんハードディスクね。8か月だし」
私「え、ええ・・でも、そ、その・・たぶんとか、思うとか、じゃなくて・・だ、大丈夫です?見なくて?」
店員「・・・・」
という感じだったので、とにかくなんとかレノボ君を診察してもらう
で、なんかやはりハードディスクが怪しいとのこと。
ハードディスクか・・・ちゃんと直してくれるのだろうか。しかも料金の説明が一切ない。
きっと足元みて5,000ペソとか言うのだろう。さらに修理したと見せかけて、まだ新品のレノボ君を解体して、部品をパクッて、チャイナタウンにでも売りさばくやり口かもしれない。
ほんとに悪の巣窟のような修理屋だ・・・(勝手)
とにかく費用を聞かないと
私「あ、あの・・ところでいくらですか?」
店員「・・・・」
私(いくら吹っ掛ける気だ・・・)
店員「500ペソ」
私「!?」
店員「500ペソ」
私「ご、ごひゃく?・・いやいや全部でいくら?」
店員「500ペソ。」
私「・・・・」
なんか知らないが予想外の低料金。。。
というか逆に安すぎて不安・・・(大丈夫か・・・?)
何度聞いても500ペソぽっきり。。このチャンスに外国人からボッタくらないでいつボッタくるの?みたいな変な気持ちになったが、向こうが500ペソと言っている以上、500ペソなんだろう。
予想以上に安いので、治るのかどうか、もしくはトドメをさされる可能性もあるが、ここはフィリピン、多少のギャンブルは仕方ない!
ギャンブルついでに、ハードディスクを高性能なSSDに変えちゃおう!!(追加2,900ペソ)
もうオールオアナッシング!!
0か100!!
ということで、そっと100ペソを渡して翌日午後までに仕上げてもらうことに。
ふふ・・・治ったら最高!治らなくても仕方ない!!もう運命!!試練!!
さらに最終的にノートパソコンのはずがデスクトップにでもなって帰ってきたらブログのネタにできる!!
ちょっと持ち運びが大変だけど・・
ということで、もう自分でも何を求めているのか分からないが、レノボ君を預ける。
これが最後のお別れになる可能性もあるので、感謝の気落ちを込めて、最後に強めにエンターボタンを押しておいた。
次回の(下)に続く・・・・