私の住むエリアは私と違ってなぜか医者や弁護士などの社会的ステータスが高い人たちが多い。
なのでご近所トラブルもあまりなく比較的平和に過ごしているのだが、それでも厄介事はそれなりにある。
ちなみに数年前にはトライシクルに乗ったアホな無免許ミサイルマンが、アメリカ人ゲストの借りた駐車中のレンタカーに突っ込み、あげくの果てにドラミおばちゃんまで登場してえらい目にあったが、アレもちょっと離れた近所のバカ息子の仕業だった。
詳細:【事故をめぐってカオスな夜】アメリカ人 vs フィリピン人
今困っているのは、犬。
毎朝なぜか近所のおばちゃんが自分の家のゲートを解放し、飼っている犬を4~5匹放つ。
フィリピンの飼い犬なんて野良犬に毛が生えた程度なので、普通であれば放し飼いでその辺を走り回れても問題ないのだが、おばちゃんの犬の中の一匹がピットブルに激似。
激似というか90%以上の確率でピットブル。
ピットブルと言えば日本の千葉で逃げ出して大騒ぎしていたが、世界で最も狂暴と言われている犬である。
私は完全にネコ派なので犬のことなんかほとんど知らないのだが、その千葉のニュースを見てピンときた…
まさかあの犬ピットブルじゃないの……汗
なぜピンと来たかというと、ヤツは「シッシ」しても絶対に逃げない。逃げないどころか、すごい形相で噛みつこうとしてくる。
そして何よりあのすごい筋肉隆々の肉体…
そんなこんななので千葉の一件を知ったあと「ピットブル」でググってみると案の定ヤツみたいな犬の画像が大量に出てきた。
ちなみにそのおばちゃんのバカ犬は、なぜかゲートが開くと同時に一目散に我が家に向かって走ってくる…
そして運悪くそのタイミングで外にいるとロックオンされて大変なことになる。
数日前は50cmという至近距離まで接近してきて危うく嚙まれそうになった。
そのバカ犬は「シッシするか、石を投げるそぶりをすると逃げていく」というフィリピン犬業界のあるあるが全く通じない。なので知らない内にタイマン状態になる。
以前数匹の野犬に狩られそうになった時以来の恐怖。
ただ今回の相手はガリガリの野良犬ではなく、ボディビルダーみたいな犬…
これは完全にクレーム案件。
一目散にこっちに駆けてくるマッスル犬も悪いが、一番悪いのは飼い主。なぜ毎朝犬を放つのだろうか…(素朴な疑問)
あの犬にやられたら重症…、いや下手したら死んでしまう可能性もある…
フィリピンで犬に噛まれる話はよく聞くが、かみ殺される話は聞いたことがないので、このままいくと日本人第一号という間抜けな称号を抱えてあの世にいく恐れがある…汗
なのである朝おばちゃんに抗議!
私「あの、おたくのあのマッスル犬なんですけど…、狂暴でしょっちゅう噛まれそうになってるんでゲートから出さないでくれますか?それかせめてチェーンを…」
おばちゃん「そんなの知らないわよ!というかあんたどこの誰?」
私「!?い、いや、あのバカいぬ、いやマッスル犬が毎朝うちの方に向かって、とつげき…」
おばちゃん「知らない!じゃあね!」
ちーん…
やばいヤツがヤバい犬を飼っていることだけは判明…涙
近所で揉め事はめんどくさすぎるので嫌だが、あの犬だけは無理…。私じゃなくても他に被害者が出る可能性がある…
特にとなりの家に住む小学生の男の子はダイエット後のリバウンドでパンパンに太っているので、絶好のターゲットになってしまう…汗
もうこうなったらバランガイにクレームを入れるしかないのかもしれない…
あのおばちゃんじゃ話にならんし…困
ちなみに我が家のゲートは経年劣化に加え、こないだの台風でボロボロになっており、その隙間からマッスル犬は出入りは自由。
ゲートを先に治すか…。もう治すところが多すぎて放置しているのだがマッスル犬対策しなければ、シャレにならないことになってしまう。
唯一の救いは、あのバカ犬の走る速度が遅いこと。なのでなんとか逃げ切れる。
千葉の一件がなければピットブルなんて知らなかったので、犬だけにワンチャン戦えば勝てると思っていたが、DNAレベルで既に負けているっぽいので負け戦を挑まなくて良かった…
数年前に知っている人の赤ちゃんが、近所のドーベルマンに漫画みたいに頭をガブっと噛まれて大変なことになっていたことがあったが、明日は我が身…
しかし相変わらず意味不明なフィリピン人。ゲートから出すならせめてチェーンをつけて散歩して欲しい。。
なぜ犬を放つのだろうか…
しかもあんな狂暴な犬を…
フィリピン生活もそろそろ7年目だが、相変わらずいつも何かに困っている気がするのは気のせいだろうか…(涙)
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