フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【パスポート2つ】コロナ対策に発行する町 / パラワン島

 

このブログの舞台はフィリピンのパラワン島、今回はその中のタイタイと言う町の話題を紹介

 

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ここ

 

オリジナルパスポート

そのタイタイの町が、観光客用にオリジナルパスポートを作成し、ここを訪れる観光客が払う環境税と引き換えにそれを発行することが発表された。その名も「パサポルテ」。

 

一応タガログ語でパスポートという意味で、1ミリもひねってなくてビックリしたが、とにかく見た目も本物のパスポートに似せた「偽物だけどタイタイでは本物のなんちゃってパスポート」である

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これ

この痛いタイパスポート発行の理由の一つはコロナ対策。つまり、町にある各観光スポットの出入り口でバーコードを読み取り、観光客の行動を把握しやすくするらしい。

 

パスポートは全26ページからなり、バーコード、観光客の個人情報の他に、タイタイの町の歴史やレストラン、ホテルの紹介、割引クーポン、緊急時に電話すべき番号が記載されるらしい。

 

ちなみにタイタイと聞いて、「ああ、あそこね!」とピンとくる日本人は一億二千万人中17人くらいなので先にちょっと紹介。

 

タイタイ

ちなみに私は行ったことはあるので場所は知っているが、この町のスペシャルが一体何なのかは知らない。ただ有名なエルニドに行く途中に必ず通る町ということ。

 

バンやバスでそのエルニドに行く場合は、最後の小休憩としてタイタイターミナルに停車する。そこで「あ~もうちょっとでエルニドに到着かぁ。疲れた…」となる町。

 

あんまりディスってると、タイタイにゆかりのある知人、友人がいるので怒られるかもしれないが、事実…。。

 

もちろん素敵な観光スポットはある!一番はこれ

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約350年前に建設されたスペイン統治時代の要塞

海が見えて素敵。いつか時間がある時に行こう、行こう、と思っていたが、優先順位のいつも下位なので未だに行っていないが、来年あたりに行ってみたい。いや絶対に行こう!

 

そんな感じなので、毎年どのくらいの観光客が来ているかは知らないが、おそらく欧米系のバックパッカーと、地元のパラワン島民が大多数だろう。

 

パスポートの効果は…

話を戻すと、バーコードを使うなんて、なかなか生意気ハイテクだが、問題はちゃんと運用できるかどうか…

 

気合が入っているのはパサポルテの写真を見れば伝わるが、個人的にはその気合いを前述のターミナルのトイレ改修に注いで欲しい…

 

このパサポルテ自体が旅行の記念になることはあるかもしれないが、もしその辺にポイポイ捨てられたら、本当のパスポートを落としたりした時に絶対に拾ってもらえなくなるだろう。

 

フィリピンなので個人情報うんぬんについては言うのはナンセンスだが、アプリも開発して個人情報をまるごとスキャンしまくるらしい…ただ一番心配なのはやっぱり2年後には誰も使ってない、もしくはただ渡すだけみたいになることだろう

 

しかし万が一観光客が感染していたとしても、タイタイから出た0.1秒後に不要になるのでタイタイ以外の場所での濃厚接触者とか、感染経路を追うというのは無理なのがとっても中途半端…残念

 

ただタイタイの離島には有名なリゾートもあるし、海も綺麗なので、観光客も増えて、無理なくゆっくり発展していけばいいなと思う。

 

そんなこんなで、コロナ渦でいろんなアイデアが出まくるフィリピン。次はどんな奇策が出るのだろう…

 

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