フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【いいことも悪いことも】フィリピンいろいろ

 

先日、ショッピングモールへサンドイッチを買いに行った。普段はその辺のサリサリストアで売られている結構おいしい10~15ペソのパンがあるのでパン屋でわざわざ高いパンを買わないのだが、その日は何だかいつもと違ったテンションだった。

 

モールの一画にある小さなベーカリーショップへ。しかし誰もいない。。。

 

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店員が居眠りしているかもしれないので、陳列棚の奧を覗くもやはり誰もいない

 

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しばらく待つも誰もやってくる様子がない。買いたいのに買えないいつもの状況。

 

ふと併設されているテーブルを見るとひとりの店員フィリピーナ発見!

 

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「すいませーん、そこの店員さん」と声をかけるも全然聞こえていない。お客さん用のアンテナはここでもちゃんと折れていてまったく気づいてくれない。

 

シャイな日本人としてあまり大きな声で声を掛けるは苦手なので中途半端な音量で呼び続けるも同じ。呼ぶ客、気づかない店員の構図はこっちがなんだか恥ずかしくなるので恐る恐る近づいてみる。

 

伝票をみながら苦手な計算中だろうか・・・怒ってる!?

 

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声を掛けづらいが、こちらは既に10分ほどパン屋に滞在して何も成果がないので思い切って聞いてみる

 

私「あ・・あ、あの・・・。ぱ、パンを、買いたいんですけど・・・」

 

店員「ア¨!?」

 

私「ひゃ(コワい・・)、パ、パン買いたいんですけど・・、ダ・・誰もいなくて・・」

 

店員「(5秒動きが全停止後)いない?私しらないダカラ」

 

私「どど、どこにいますか?」

 

店員「知らない。そこで待ったら戻ってくる」

 

私「は、はい。分かりました。。。」

 

まったく店員を探しにいってくれるという素振りはゼロ。あんたもスタッフの一人でしょ?という気持ちを抑えてハチ公の様に待つ私。

 

同じスタッフでも仕事の担当が違えば自分の仕事じゃないのでもう何を言っても無駄。

 

もうこうなったら待っている間、そのスタッフを観察しながらカシャカシャ写真を撮りまくろうかと思った時にやっと店員が戻ってきてくれた。今回はあんまり待たずに済んでうれしいという気持ちだが、この思考は正解だろうか・・・。

 

空港で荷物検査をする知人を持つ人が持っていたライター。

 

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ライト付きライターのライト部分が無くなっている謎の仕様だが、聞くと持ち込み禁止ライターの回収品らしい。

 

もちろん本来回収品は自分で持って帰っちゃいけないはずなのだが、実際のところはたくさんいろいろと持って帰れるらしい。いっぱいあるというのでので一つ貰っておいた。

 

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変なビスがささっている・・・

 

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まぁ蚊取り線香に火をつけられれば何でもいいのだが、簡単に横領?品が出回る。あえて聞かなかったが転売とかしてそうだ(汗)

 

顧客サービス精神の低い定員、自分の持ち場を数十分単位で離れる店員、回収品を持ち出す空港スタッフ。どれもカワイイものだが、こういう小さなことの積み重ねが、だんだん大きなことにエスカレートしていくのが人間というもの。それが出来る土台が至る所で完備されている。それがフィリピンだと思ってもらえればフィリピンレベルがアップするとかしないとか・・・。

 

 

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