フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【あれ…】ロックダウン中じゃないの? / パラワン島

 

今日から1週間前くらいの6月末にこの記事を書いた

 

palawan.hatenablog.com

 

 

あれから1週間経った今の様子をお届け。

 

はじまり

 

部分的ロックダウンとなった経緯を簡単に説明するとこんな感じ

1人のナースのコロナ感染から始まり、その家族4人全員が感染。さらにその家族との接触のない同じバランガイの住人1人の感染も判明。その為、該当したその2世帯の住む家を中心に半径500mをロックダウン。

 

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市からの発表

 

ロックダウンが発表されてから開始までの猶予時間は24時間だった。その発表には以下のようなことが書かれていた。

 

  • 外出禁止(仕事がある人は別)
  • 外出の必要がある人は許可証取得
  • 該当地域には食料配布
  • 詳細は追って連絡

 

これを見ると中々厳しい内容なので、たくさんチェックポイントが設けられて身動きが取れない状況も予想できる…。実際政府機関で働いている近所のフィリピン人も翌日仕事に行くためにどうすればいいの分からないと困っていた。

 

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題:困惑

 

結局どうなった?

結論を言うと普段と変わらず…。私自身、この部分的ロックダウンが開始される猶予の24時間で2週間分の食料を買いに行って準備したが、今買い物に行こうと思えば夜間外出禁止の時間(20時~5時)を除けばいつでも行ける。

 

つまりこんな感じ

 

・外出禁止(仕事がある人は別)

⇒誰でも可(※一応本来20歳以下、60歳以上はダメだが、みんな外出)


・外出の必要がある人は許可証取得

⇒そんなものは無し


・該当地域には食料配布

⇒現時点で特になし


・詳細は追って連絡

⇒なし

 

 

総評…

あの発表は一体何だったのかという感じ。もちろん初日はみんな様子が分からないから外出しなかったが、チェックポイントが無いという事実はすぐに広まり、みんな普段通りに生活し始めた。

 

唯一違う点と言えば、感染者が住む家へ繋がる道路の一部にはチェックポイントがあり、少し緊張感があったくらい。

 

ただ半径500mとか言って、該当地域の名前と地図まで出していたのにまったく違う。そもそもあれから1週間経ったのに詳細は発表されていない…

 

もうこれは完全にお騒がせ…。はっきり言って行政発信のフェイクニュースレベル…

 

もう「やるならやる、やらないならやらない」とはっきりして欲しい。アバウトな行政指示を出してもフィリピン人が大人しく従う訳がないのは、各地のロックダウン下でのお祭り騒ぎを見れば分かる

 

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感染爆発中で厳しいロックダウン下にあるセブ市内でのお祭りの様子…

 

こういう状況になると素が見えるというか、行政が機能していないのが分かりやすいフィリピン。例の「何とかなるさ」精神が悪い方向に出まくり。

 

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昨日の新規感染者数は2,434人…

 

普段から見た目のパフォーマンス重視で内容が伴っていないことがいろんな場面で見えるけど、今回のコロナ危機はそれで乗り切れるのだろうか…心配

 

 

 

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