フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【卑しくも恥ずかしくもない】残り物の骨を持って帰ること / フィリピン

 

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日本の飲食店で骨付き肉を注文し、食べ終わったお皿に残った骨を店員さんに包んで下さいと言ったらきっとビックリされるだろう

 

それがもし初デートだったらその時点で次のデートの約束はしてくれないだろうし、仕事の同僚だったらすぐに社内に変な人だと噂になるかもしれない…

 

親戚と一緒だったらお金に困っているのかと心配される可能性だってある。

 

かつて私もそんな当たり前の感覚を持っていたけど今は異国のフィリピン在住

 

なので他のフィリピン人と同様に普通に残った骨は持って帰る。なんなら自分の食べ残しだけでなく一緒に食事した人の分も袋に詰めていっぱいあってラッキーという感じ

 

なぜ?

 

時計の針を戻して数年前のとある日

 

知り合いのフィリピン人数人とマンイナサルというフィリピンでは有名なチキンのチェーン店へご飯に行った。

 

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そして食べ終わった後にその内の女性1人がみんなのお皿に残った骨を平然とスーパーの袋に入れて、そのままバックの中に放り込んだのを見た、というかその時は見てしまったと思った

 

【当時の心の声】(この人この肉…いや骨どうするんだろう…、か…帰ってから食べるのかな…汗、生活に困っているのかな?見ちゃダメ、見て見ぬフリ!何も見てない何も見てない…)

 

そしてその時は何かが心に引っかかったまま家に帰ったのだが、また別の日に別の人が同じようなことをしているのを目撃

 

というか、よく回りを見渡すといろんな人が骨を持って帰っている

 

当時ウブな私は皆大変なんだな…と思っていたが、結局それは家で飼っている犬とかネコの為に持って帰っているということが判明した

 

そ、そうなんだ、と安心したのを覚えている

 

私もネコを数匹飼っていて、基本はご主人さまが食べているお米より値段の高いキャットフードをあげている…涙

 

フィリピンの米50ペソ前後(110円)/kg ・キャットフード130ペソ前後(290円)/kg

 

しかしネコちゃん達は鶏肉も大好き。さすがに豚の骨は堅くてダメだが、鳥の骨は柔らかいので家の食べ残りの骨をバリバリ噛み砕いでおいしそうに食べている。

 

そしてとある日、私もフィリピン人をマネして残った骨を店員さんにいって袋を貰って持ち帰りしてみた

 

ネコ達は当然喜ぶし、なんだか意味不明だが自分も嬉しい

 

それからは毎回骨が残る魚や鳥の料理だと持って帰っている

 

たださすがに日本から旅行に来た人の前ではまだやったことがない…

 

恥ずかしいというより何か変な心配をさせてもいけないし、わざわざ説明するのも微妙なので自粛している

 

ネットを見るとネコに骨をあげると喉に詰まるとか刺さるとか書いているのでダメなのかもしれないがフィリピンのネコは何でも食べる

 

というか野良猫だと残飯を食べないと生きていけないし、ペットでも普通の一般家庭からするとキャットフードは結構高いので家計を圧迫するから基本は残りものをあげるのが一般的だと思う

 

うちの数匹のネコも今まで別に何の問題も起きていないし

 

それはともかくお店の食べ残しを持って帰るこの習慣、塩分はちょっと高めになってしまうが個人的には好きな習慣

 

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うちのネコ(左から)ココア・チビ・テキサス(別名デンゲ)

 

 

 

 

 

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