2021年正月三が日も何かと事件が起こるフィリピン。ここパラワン島も例外ではない。
1月1日午前1時30分には屋根を突き破って落ちて来た銃弾で生後1ヵ月の赤ちゃんが九死に一生を得たことは前回のブログにも書いたが、フィリピンの他の地域では似たケースで12歳の少女が死亡してしまった。
ちなみに元旦の昼過ぎには他にも事件があり、ちょっと郊外のビーチで53歳の男性が溺死。
そのビーチはとても綺麗なので私もたまに行くが元旦は荒天。おそらく波にのまれたか、もしくはリーフカレントと呼ばれる沖に向かう極地的な強い潮に流されたと思われる。
リーフカレントは泳ぎがいくら得意でも対処方法を知らないと大変なことになるので注意が必要。ましてやフィリピンの場合はライフガードは当てにならない。
私も実際に同じビーチですぐそばの知らないフィリピン人おじさんが流されていたのをたまたま助けたことがある。
その時はたまたまピヨピヨとサーフィンの練習をしていたのでサーフボードのおかげで助けることが出来たが、リアルな「ヘルプミー」を聞いたのは初めてだったのでよく覚えている。
ただ今回のように正月にビーチでおぼれるのは日本で言うところの「餅を喉につまらせて死亡」という類の事件で必ず発生する。
そして1月2日、昨晩には別の事件が発生。報道によると16歳の少年がベイウォークという港のある広場でナイフで刺されて死亡したというニュース。
犯人はまだ分かっていないが、被害者が16歳という年齢なので金銭絡みではなく単に酔っぱらってケンカの末にそうなったか、彼女がいたとしたら浮気がらみの可能性が高そうだ。
あの辺は監視カメラがたくさんあるし、人の目も多いのでじきに犯人は捕まるだろう。
話は変わるが、日本は緊急事態宣言がまた発令されるかどうかという感じみたいだが、日本の感染拡大は実はフィリピンでも少し話題になっている。
昨日もとあるフィリピン人にロックダウンするの?と聞かれたがフィリピンのそれとは強制力が違うのであくまで要請レベルだということを説明するのだが、あんまりピンと来ていない感じだった。
どちらがいいかは別の話だが、大統領の鶴の一声で100が0になったり、0が100になったりするフィリピンにいると日本は日本らしさ全開で八方美人的リーダーシップのなさを感じてしまう。
まぁどんなことをしても批判がなくなることはないので今年最初の正念場を上手く乗り切って欲しいと願うばかり。
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