今日の夕方、中国人10人が乗った許可のないヨットがパラワン島のプエルトプリンセサ市に到着して、コーストガード(沿岸警備隊)に拘束されたというニュースが流れて来た…
パラワン島に着いたのは今日の早朝で、不審なヨットを見た住人からの通報で沿岸警備隊が駆けつけ拘束したという
第一報では香港から来たということだったが、その後に出発地は中国の天津市ということが判明…
もの凄い距離をあんなヨットで…(驚)
問題の中国人10人の名前も既に発表されているが名前だけ聞いても男か女か分からない…汗。写真を見る限り男が大半みたいだ。年齢としては21歳から65歳までのグループらしい。
報道によると6日間の船旅で燃料補給の為に陸地に着岸したしたらしいが、その前にフィリピンの領海に入っている…汗
どうやってここまで冒険して来たのか謎だが、その中国人10人の内の一人はスペシャルレジデントビザを持ち、自身が関わっているフィリピン法人所有のこの辺りの土地の調査に来たと言っているらしい。
スペシャルレジデントビザは通称リタイアメントビザと言われており、超ざっくり言うと永住ビザのようなものだが、はっきり言ってそれを持ってても勝手にこんなことをして言い訳がない…
それに今は仮に飛行機出来てもそのビザでは入国出来ないと言われている…
そしてその他の9人はお約束のビザすら持ってない状態。もしかしたら中国人にとってフィリピンはもう既に中国の一部と本当に思っているのかもしれない…
とにかく普段は小さな漁船しか通らないような場所で、中国語が書かれたヨットでウロウロして何事もなく燃料を買って帰れると思っていたのだろうか…
でもちゃんとマスクはつけてる…
フィリピンはたくさんの島から成る島国だが、特にパラワン島は西の端っこに位置してて領海・海賊・過激派組織問題となかなか困った話題の舞台に近い。なのでコーストガードは実際のところ有事の際の生命線で本当の水際対策という感じ。
今回は一般の中国人が起こしたよく分からない事件だが、いざという時には最初に頼りにする存在だ。
しかしフィリピン人は何かと中国人がらみの話題に敏感。日本人も彼らから見ると見た目は中国人と同じなので何だかバツが悪い気がしてならない…
まぁとにかく長旅ご苦労様…帰りは強制的にきっと飛行機ね
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