実は私はハチミツには一家言もっているちょっとうるさくてうざい男。
過去にはここパラワン島で採れたと言われた幻の天然グリーンハニーを探し回ったこともあった(本当に幻だったけど…)
ちなみにフィリピンはハチミツが結構売っている。100%ピュアハニーとかラベルに書いてあるがほとんど偽物。
しかし定員さんに「これホントに100%ハチミツ?」と聞いてもラベルにそう書いてあったら「イエス!100%サー」としか絶対答えない。
偽物には二種類あって一つはハチミツに砂糖シロップが混ぜられているもの、もう一つはハチミツすら入ってなくて砂糖シロップだけのもの。
後者はもうハチミツですらない…
そして昨日CNNフィリピンでそれを証明する調査結果のニュースが出た。ざっくり言うとフィリピンで市場に出回っているハチミツの80%は中身はハチミツではなくほぼ砂糖シロップという内容。
たしかに天然のハチミツがあんなに安い訳がない。味は結構うまいけど…
ちなみに100%ピュアハニーという製品が本当かどうか調べるのは難しい。普通に内容物とかをラベルで確認する方法もあるがそれが本当かどうかがまず怪しい。
なのでロウソクをハチミツに付けてみてそれでもなお火が付きやすいかどうかで水が加えられているかや、水に溶かしてみて溶けるかなどで判断することも出来るがそれも完璧に分かる訳でもない。
ちなみに幻のグリーンハニーは砂糖シロップに緑色の着色料が加えられているだけだった…
まぁたかがハチミツなので別にいいのだが、こうやって偽物を本物風に売っていると本当のハチミツが売れなくなってしまい、最終的に無くなってしまうのではないかと心配。
本物と偽物のラベル両方に100%ピュアハニーとか100%ワイルドハニーとか書かれていて価格差が3倍以上あったら安い方が売れるに決まっている。
ちなみに観光地のお土産屋さんで売っているのはもっと信用ならない。観光地価格で中身が粗悪品というのは普通に考えられる。
まぁ味が美味しければいい人はそれでOK!でも健康の為とかで本物を求めている人や砂糖を制限している生活をしている人にとっては本物ではないとダメ。
なんかハチミツについて知ったかぶって熱く語ってしまったが、「本物」を探すという意味ではハチミツでも他の製品でも人でもなかなか難しいのがフィリピン。
ちょっとそんなことを感じるニュースだった。
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