フィリピンでは約500ペソ(約1,100円)程度で偽物の運転免許証をゲット出来るのは有名な話
2020年から免許の取得プロセスが変わってしまって少し面倒になってしまったが、それ以前は真面目に免許を取得する場合でも確か丸2日あれば現地のフィリピン人と同じプロセスで本物の免許が取れた。
※でも実際に免許証カードが発行されてそれを手にするには1年以上かかった…
ちなみに現在は有効期限1年以上のビザがないと外国人はそもそも免許を取れなくなっているので観光ビザではもちろんダメだし、就労ビザでも有効期限が1年だと発行された時点で1年未満になるので取得出来ない。
となると有効期限が1年しかない国際免許か、もしくは日本の免許を書き換えしたりすることになるが、現在もこの書き換えが出来るのかはよく分からない。
なので有効期限1年以上の何らかのビザを取ってフィリピン人に交じってLTO(陸運局)で普通に免許を取るのが一番確実で有効期限も5年と長い。
しかし外国人だけでなくフィリピン人も誰かにお金を払って免許を取得する場合は多い。
偽物の免許証
ちなみに価格はピンキリで冒頭のように500ペソ(1,000円)の場合や、日本人の場合は1万円以上の外国人価格を要求されることもあるそう。
しかしお金を払っただけで手に入れたその免許証は偽物の可能性が高い。ちなみにフィリピン人が500ペソで買った免許証は確実に偽物。つまりフェイク。
ただ偽物と割り切って手に入れている人ならある意味まだマシだが本物だと信じてしまっている人も多いのがいろいろと問題…
ということで今回は誰でもチェックできる本物と偽物の運転免許証の見分け方をいくつか紹介。気になる人はこの機会にぜひチェックを!
1.ライトで照らした時の色
まず一番分かりやすいのがこれ。運転免許証を裏側からスマホのフラッシュライトなどで照らす方法。
本物の場合は薄い紫色を見ることが出来る
偽物の免許証の場合はその色が黄色っぽい色になるのですぐに分かる。
光のあて加減にもよるが、要するに黄色っぽく見える場合は偽物で本物の場合は誰がどう見ても薄い紫(若干青っぽい)色になる。
2.免許証の厚さ
これは本物と偽物を比べないと分からないが、偽物は本物より明らかに薄い。
ペラペラ感があるし指で弾いた時の感じも違う
3.免許証の縁(ふち)のざらつき
これも分かりやすい判別方法で、免許証の縁(ふち)を指でなぞると本物の免許証の場合はスムーズ。
しかし偽物の場合はザラツキがあるので指の感触が明らかに違ってくる。
4.ホログラム
免許証の表面の顔写真の右下部分と血液型を記載している場所あたりにかかる丸い形のホログラムをチェック。
偽物のクオリティにもよるが基本的にホログラムの精度が悪い。本物の場合は角度をいろいろ変えると虹色に見えたりそうじゃなかったり、見えなくなったりと精巧に出来ている
5.裏の写真
最後は免許証裏の右上にある写真。
本物の場合この部分の写真は若干薄く印刷されている
偽物はこの写真が鮮明でくっきりして見える。
まとめ
今回はフィリピンの運転免許証の本物と偽物の見分け方を紹介しました。偽物が横行しているフィリピンなので別に身分証明書として使う分にはギリギリイケなくもない気がするが、取り締まりの警察官などは本物と偽物を見分けるので捕まった時はアウト
罰金は3,000ペソで1年間の運転禁止となるらしいのでもし持っている免許証が偽物の場合はこの機会に本物をゲットしましょう!
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