現在の様子
日本もコロナで大変そうでアレだが、フィリピンはざっとその10倍くらいの勢いで毎日感染者が出ていて数字だけみると絶句するレベル。
ここパラワン島は7月24日まででトータル74人と比較的少なく、フィリピン全体としては低リスクエリアに指定されている。
もちろんその74人に関しても、感染しても回復している人が多数で、退院の時はフィリピンらしく皆で写真を撮ってお決まりのフェイスブックに投稿されている。
地元へ帰ろう
ただ感染者の大半は通称LSIと呼ばれる地方に取り残されて地元パラワン島に帰れなくなっていた人達。
その人達が6月から始まったバリックプロビンシャと名付けられた、簡単にいうと地元へ帰ろうプログラムで続々と帰郷し始めたのが、感染者が地方にも拡大している原因の一つでもある。
今回はそのプログラムでの帰郷ではなく、自分で飛行機のチケットを買ってパラワン島に帰ってきた地元民がどんな感じの扱いを受けるのか見てみることにしよう!
人生初のVIP待遇を受ける人々
フィリピン内で感染者が多く出ている地域はハイリスクエリアに指定されているが、現在はそこから帰れなくなっていた地元民も、トラベル許可証や健康証明書等の必要書類一式とキャンセルされない航空券を持っていればパラワン島に帰って来れるようになっている。
そして到着後は14日間の隔離となるが、空港へ到着したところから見てみよう。
到着はパラワン島で一番大きなプエルトプリンセサ空港。
飛行機から降りて、空港建物に入る前でみんな並んでいる。
数ヵ月ぶりに帰ってきた人の写真を見ると嬉しそうだ
そして空港建物内では出発先で取得した各種必要書類のチェックを受けて、荷物も消毒される
その後はバスで移動し、専用施設で抗体検査を受ける。
この過程で問題が無ければ行政が用意した指定のホテルまでへバスで移動し、そのホテルで14日間の隔離となる
そして14日間滞在するホテルがこちら!
なぜかハイグレードなホテルが用意されている。一般の地元フィリピン人の95%はこんなホテルに泊まったことがないし、確実に彼らの自宅より10倍以上快適な空間
ホテル名は公開できないのでアレだが、ここはとある4つ星ホテル。普通に泊まると1泊1部屋1万円前後が相場なので、約14万円分の宿泊費が無料となり、しかも3食付き。
もちろん14日間は部屋から出ることは許されないので、ホテルにあるプールも使えないが、こんな素敵なホテルに泊まったことはきっといい思い出になるだろう。
ただコロナによるロックダウンが始まって4ヵ月以上経って、やっとこさ自分の住む場所に帰って来れた訳なので、その期間は本当にいろいろ大変だっただろう…
今回はバリックプロビンシャというプログラムを利用した帰郷ではないので、そっちのプログラムの方はどんな感じなのか分からないが、もし分かったらこのブログに書いてみたいと思う。
今回に関しては航空券以外は全て無料で、空港到着からホテルまで全て行政のアレンジ。フィリピンらしく地獄の待遇なのかと思ったが、予想に反してプチVIP待遇が用意されていた(驚)
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