このブログの舞台フィリピンの西にあるパラワン島
6月までコロナ感染者数はずっと2人だったのだが、6月に入り「コロナと一緒に地元へ帰ろうプログラム」により、各地で足止めされていた地元のフィリピン人達が帰ってきたと同時に感染者数が20数人になってここ数週間役所は慌てている
ちなみに私の住むバランガイがここパラワン島のコロナホットスポットになってしまい、今日から2週間のハードロックダウンが開始。
そんな感じで次々とまた新たな行政命令が出始めた。
決め事をしても最初だけで長続きせずに最終的に「無い」ことになるのは目に見えているが、とにかく最初はいつも気合をいれて実行する。
そんな感じで今日は新たに役所関係の新スタンダードが急遽決定。
それによると役所関連の建物に入る前に以下のような手順を踏まないといけないらしい。
- 記録帳に「名前・年齢・住所・連絡先・訪問先・訪問の目的」を記載
- 体温計測、手のアルコール消毒
- 30秒間のフロアマットで靴裏を消毒
今回新しくなったのは30秒間のフロアマットだ。ただでさえ一人一人に警備員が体温計でピコピコしながら、アルコールスプレーをして、名前とか住所とかを書いてとやっているのでめちゃめちゃ長い。
それに確実に30秒がプラスされると思うと完全に行く気が失せる。
だいたいコロナ発生前にやっていた「持ち物チェック」はすっかり忘れ去られて警備自体はザルだ。ウイルスじゃなくて危険物を持ち込まれたらどうするのだろうかというのは考えないのがフィリピンスタイルなのかもしれない…。もしくは一つのことに集中すると他のことをやらなくなる典型的な例として参考になる…
ただショッピングモールも何もかも警備は元々ザルなので大丈夫!
ちなみに4月に市場に設置されたこの全身消毒機械は今は誰も使っておらず、雨季になって雨ざらしでカビまみれ
いろいろ役所関係にも用事はあったけど、新たなロックダウンでまた外出禁止になってしまったので行くとしても来月の後半。そのころには今気合を入れてやっていることはやってないかもしれない。
これらに対して市民のコメントもだんだん嫌味になってきた…
ちなみに今月の半ばに電力会社へ電気代についての質問をしに行った時は4時間かかったし、フィルヘルスへお金を払いにいった時は3時間もかかった。
もう待ち時間にキャンディクラッシュのやり過ぎでとうとうレベル1000になってしまった…(ちょっと嬉しいけど)
とにかく現在のパラワン島はコロナ第一波が到来したのかしてないのかというちょうど境界線上にいると言える。どうなるか分からないが何とか良い方向になって欲しい…(切実)
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