ちょうど1年前の今頃、コロナ禍の生活支援として市から1,500ペソ(3,100円)が各家庭に現金支給された。
しかし今になってその件で揉めに揉めているのが私の住む町。
先週からこの町を含む5つの町でECQと呼ばれる一番厳しいロックダウンに再度突入していて、その生活援助として各家庭への2,200ペソの現金支給が市で承認されたのだが、冒頭に書いた1年前の現金支給が町の会計上ではまだ未精算で計上されていないことが判明して波紋を広げている
それにまず怒ったのが予算が既にカツカツの市長。
市長
は?未計上?何それ?余ったお金あるでしょ?
え?分からない?
だ、だ、だ、誰がチョロまかしとんやー!!
そんなんで2,200ペソ配れる訳ないやろーー!!
ということでそれが解決しないとこの町への現金支給は行わないと発言。そして次に怒ったのが町民
町民
え?2,200ペソもらえないの?会計上の不備?
知るかボケー!!
さっさと配らんかーい!!
という感じでなんともフィリピンを感じる一コマだが、もしこんなやり取りをドゥテルテ大統領が聞いたらきっとこんな感じになるに違いない
実はこの去年の1,500ペソ、町民の全家庭に配られるはずがなぜか貰っていないという声も上がっていてフィリピンあるあるの汚職疑惑が持ち上がっている。
町役場のお偉いさん、もしくは担当者レベルでロックダウンの混乱に乗じていくらかポケットマネー化したと思われるが、合計400万ペソ分の会計処理せずにやりっぱなし
せめて帳尻を合わせてうまくやればいいのに、コロナウイルスと一緒にいきなり降ってきたボーナスタイムに舞い上がって誰も後始末をしていなかったのが今回の件を招いている…
それにしてもロックダウン期間中の生活支援の為の現金給付なのにこれでは支給がいつになるか分からない…汗
まずは去年の4月以降に新車を購入した顧客名簿から当たれば犯人解決の糸口が見つかるかもしれない…
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