フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【フィリピン】フライドチキンのDNA / ジョリビー

 

フライドチキンとフィリピン

フライドチキンと言えばジョリビーのチキンジョイ。ジョリビーはフィリピン国内に1,100店舗以上、海外には約250店舗を持つフィリピンでは知らない人がいない超有名ファストフード店

 

f:id:palawan:20200707094333p:plain

 

フィリピン国内のマクドナルドの店舗数が約600店舗弱ということを考えると、フィリピンでいかにジョリビーが人気があるのかが分かる。

 

ジョリビー

ジョリビーの始まりは1975年、ケソン市でその後の第一号店となるアイスクリーム屋さんをトニー・タンという人とその家族が創業。その3年後にはヤムバーガー(ハンバーガー)が主力商品にして成長、ただこの時点ではキチンジョイはまだ商品ラインナップにないかった。

 

f:id:palawan:20200707100543j:plain

ロゴも変わっていった

 

f:id:palawan:20200707093643j:plain

ハンバーガー

 

私が生まれる3年前の1980年にジョリビー初のテレビCMで初めてチキンジョイの登場となる。そしてすぐにその年のベストセラーとなり、その5年後の1985年にはフィリピンのファストフード業界のトップとなった。

 

その後も順調に店舗拡大、海外進出を行い、現在に至っている訳だが、今でもジョリビーは多くのフィリピン人の心をつかみ続けている。そしてチキンジョイはその代表的なメニューだと思う。

 

海外で働くフィリピン人

 

有名な話だが、多くのフィリピン人はOFWとして海外に出稼ぎに出ている。現在はコロナ禍で状況は少し違うと思うが、通常、その稼いだお金を本国の家族に送金する。その送金額のトータルはGDPの約1割に上るほどの額である。

 

ジョリビーはこのフィリピン人達が出稼ぎに出ている国にも海外進出。アメリカ、カナダでは合計40店舗以上、最近特に目立つ中東地域にも同様に40店舗以上がある。

 

おそらく母国を離れた彼らにとっては、遠く離れた異国の地で、ジョリビーはとても貴重な存在だろう。日本人の私だって、しばらくあの味から遠ざかると異様に食べたくなる時があるが、フィリピン人はもうDNAレベルでジョリビーを求めているのかもしれない。

 

日本とジョリビー

私の知る限り日本にはまだジョリビーの店舗はない。もし仮に進出した場合に受け入れられるだろうか。

 

思い起こせば、私が初めてキチンジョイをあのソースをつけて食べた時は、お世辞にも美味しいとは思わなかった。ただフィリピンにいると何かにつけて食べる機会がそれなりにあるので、仕方なく食べているとだんだん美味しく感じるようになった…

 

中毒性がある怪しいパウダーが衣に入っているのか今では月1、2回は必ず食べている。

 

日本人旅行者には、パラワン島に来たらこの看板と共に写真を撮るのも思い出になるし、マニアな人はフィリピン最西端のジョリビー店舗に行くのもいいかもしれない。

 

f:id:palawan:20200706105504j:plain

ゲストの女性2人とJolibee PALAWANの看板

 

 

 

 

最近はここパラワン島のジョリビーに行っても、コロナの影響か、注文できるメニューが限られている。ただハンバーガーは注文できなくても、常にチキンジョイは注文可能。きっとフィリピンに鶏がいなくならない限り永遠に大丈夫。

 

今日はそんなジョリビーの話でした

 

 

 

ブログ村ランキングに登録してます。1回クリックしていただけるとランキングポイントが入ります。ぜひ宜しくお願いします!

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村