フィリピンタイムと呼ばれる日本人には理解しがたい時間にルーズなマインドで生きるフィリピン人の人々。それはプライベートだけにとどまらず仕事でも同じ。
そしてここパラワン島はフィリピン国内において日本の沖縄的な雰囲気をバンバン醸し出しているので島民のその傾向はより顕著かもしれない。
約束した時間に連絡なしで遅れるのは当たり前、下手したら来ないので個人的には「来る来る詐欺」と呼んでいる。
先日ツイッターでフィリピンのどこかの誰かが面接予定者10人を待っていたが結局全員来なかったという内容の投稿を見たが、フィリピンを感じられるツイート。
個人的にはこの現象をロイヤルストレートフィリピンフラッシュと呼んでいる。
ちなみに私の場合は過去にたまたま面接に来てくれたフィリピン人をとりあえず採用したら初日に私の財布から2,000ペソ盗って1日で来なくなったという経験があるのでもう逆に来ない方が平和な気さえする…汗
そんなフィリピン生活で困ることの一つは何かが壊れて修理屋さんを呼ぶ時。昨日とうとうエアコンの具合が悪くなってしまった。何をどうしても冷たい風が出ない。
ということで修理屋さんに連絡。ちなみに私調べでは半径50km圏内に2つの業者しかエアコン専門の業者はいない。
メッセンジャーでメッセージを送り、レスポンスの良い方にチェックアップとクリーニングを頼んだ。
予約は2日後の14時。しかし過去のトラウマが頭をよぎる…
どうせ来ないんでしょ…
来ても逆に壊すんでしょ…
そんな風に思いながら約束の日になった。
そしたらなんと日本人みたいに10分前行動で13時50分にきた業者さん(驚)!
こんなことされては逆にこっちの準備が出来ていない…汗
とにかく偶然にしてはやるじゃないか…と上から目線で到着した業者さん達を観察。
この辺だと冗談抜きでドライバーすら持たずに手ぶらで修理に来る自称テクニシャンもいるので油断は禁物。
今回はなんかいろいろ持ってきている(喜)
脚立まで!
脚立を標準装備しているなんてレア!
以前屋根の修理をお願いしたにも関わらず脚立を持ってこないでそのまま「出来ない」といって引き返した自称「界隈で腕の立つ大工」がいたこともあったが、脚立はレア装備!
これは期待できる…
さっそく問題のエアコンをチェック。裏手に回って室外機も。
ちなみに今まで目にしてきたエアコン修理というのは基本丸洗い。そして全然治ってないのにも関わらず満足げに帰っていく姿を各所で目にしてきた。
どこが悪いか判別出来ないのでとりあえず高圧洗浄機で水をジャバジャバかけて終了するのである。
最悪そうされてもここはフィリピンなので仕方ないという諦めはあるが、なんか今回はなかなかジャバジャバせずに点検している。
しばらくすると不具合の原因を教えてくれた。基盤の一部が焼けてしまっているらしい。
なんでこうなったのかまでは分からないがもしかしたら小さなトカゲとかが侵入してショートしたのかもしれない…
さすがにこれは治せないということで基盤の交換。ただ部品はないのでどこからか取り寄せて値段を確認後修理するかどうかを決めさせてもらうという話になった。
一体いくらするのだろうか…痛い出費だ…涙
しかしなかなかちゃんとした業者さんなのでついでに2階の部屋のエアコンをクリーニングしてもらった。
こっちは問題なく終了して全部で1,250ペソ(約2,500円)。
今回はなんとスムーズなのだろう…(感動)
振り返ると今までいろいろ業者さんで痛い目を見て来た…
電気工事、防犯カメラ、非常用ライト、屋根の修理、車の修理、庭の手入れ、TVのアンテナetc…。
思い出すと頭が痛くなるようなことばかりだったので今回たかだかエアコンの修理ではあるがこんなにスムーズに出来たのは感動
なかなかこの辺では出会わないしっかりした業者さん。もちろん日本人的目線で見れば100点には遠いが、合格点をあげられるので十分。
当たり前のことを当たり前にしてくれる人があまりいないのでこういう業者さんはありがたい!
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