先に結果から…
私の2,000ペソ
盗られました!!
ありがとうございます!
ではまた明日!!
ふふ
ここまでスマホの画面をスクロールダウンしたあなた
こんな感じですか?
お腹いっぱいになるかはわかりませんが、事の詳細はここからなのです。
以前ヴィラサクラで住み込みのお手伝いさんを募集した時のこと
部屋あり、食事あり、Wi-Fiあり、仕事は楽、給料も相場よりちょっと上という条件だったのですぐに10人くらいの応募があった。
私の希望は悪巧みの防止で、遠くの島出身で、ここプエルトプリンセサの地理に疎く、知り合いもいない人。変に知り合いがいると、協力者になる可能性があるし…
フィリピンでは常にこういう人的リスクがめんどくさいことにつきまとう
昨日味方だったのが、太陽が昇ると同時にお尋ね者となるこの北斗の拳のような世界
あの人は大丈夫!信用していたのに!が涙に変わる
手練れになればなるほど上手に事を運ぶ。
話を戻すと応募者は10数名。
それぞれとメッセージのやり取りをして面接の日程を決めるということになるのだが、
あいかわらずメッセージのやり取りの時点でお先真っ暗
まず募集要項に場所や給料、仕事内容、などほとんど全て重要なことは記載してあるにも関わらず、90%それらを聞いてくる
それが確認という意味なら素晴らしいのだが、単純に読んでない。
じゃあなんで彼らは何も把握してないのに応募してくるのか?
それは宇宙の謎
さらにレベルが上がると、ここに来るまでの交通費を先に送ってくれというヤツまでいる。
寄付!?
送ったって、絶対に来ないでしょ!
しかも金額を見ると移動中にちゃんとジョリビーのセットが2つくらいテイクアウト出来るように金額が上乗せされている
往復用か…
とにかくメインの仕事は悪さをせずに留守番と掃除なので、こちらも多くは求めない。さっきのやつは論外…
仏様のように心の平穏を保ちつつ、不毛なやり取りを繰り返す。そしてやっとこさ面接の日時を決めるのだが、面接の日になると95%来ない。
永遠に
もちろん連絡もない
あんまり考えすぎるとフィリピン熱にかかってしまうので注意が必要だ。
そんなこんなで結局近所ではあるが応募があった19歳、新婚、生まれたばかりの赤ちゃんありの一児の女性が来た。
明るく、感じも良く、愛嬌もある。1ヶ月のお試し期間から始めることに。
さらに近所なので住み込みの必要はないねと話し合い、通ってもらうことに。翌日からお仕事開始。
さっそくゆっくり歩きながら遅れてくるも、掃除を開始。
私もそれとなく働きぶりをみる。
動きは機敏。掃除もやり慣れている。指示しなくても自分で仕事を見つけていろいろ掃除!
頼んでもないのに、というか入らないでと伝えた私の部屋までピカピカに。
ア、アタリ!?
そう思っていたらその日を最後に私の財布の2,000ペソと共に消えてしまった
アーメン
チーン!
あえて財布から全額取らないというテクニックが憎たらしい・・・
しかし油断した私が完全に悪い
2,000ペソで済んでよかったと思うしかない。
それで赤ちゃんのミルクが買えるなら・・・
でも子を持つ親としてはどうなの?という倫理的な話をしても当事者がいないからパス!
誰も見てないからダイジョウブ!レッツインサイドジョブ!的なアレだろう
そんな彼女もきっと週末には家族で恒例の教会へ
聖書に書かれていることはよく知らないが、神様は全部見ている的な記述はないのだろうか。God knows everytiing...よく街角や誰かの家で見るやつ
しかし2,000ペソ…
今回の件を物価差を考慮して、日本で例えるなら
初出勤となる転職先の会社の上司の財布から2~3万円抜き取って行方をくらました
という感じだろうか
まさか初日に!?というシンプルだが虚をつく犯罪
やっぱり何も知らない人を雇うのは危険…油断が招いた結果。
これからはもっと注意しなければ…
終わり