パラワン島のポートバートン。今回は最終回のパート⑤
ポートバートンの町は20年前のエルニドの町のようだと、昔からパラワン島のエルニドを知る人は言ったりするけど、20年前のエルニドを知らない私でも、ここを訪れると、そうなんだと納得してしまう。
なぜなら、町は小さくてシンプル。観光地特有の喧騒はなくて静か。韓国人や中国人にも未だ知られていないこの町のメインの観光客は欧米系。
さすがにピークシーズンはちょっと賑やかになるようだけど、電気も24時間供給されないこの町では、欧米人に倣ってゆっくり過ごすのがいいのだと思う。
銀行もATMもコンビニも、ファストフードも一つもないし、無くていい、と思ってしまう
これらをデメリットと思う場合はおススメ出来ないけど、そう思わずに楽しめる方なら、ここは最高のオアシス
決して宿泊施設が綺麗で設備がいいとか、街並みがとあるヨーロッパみたいでカラフルでかわいいなんてことはないけど、高級リゾートに泊まっても感じることが出来ない、「いい意味・悪い意味」両方のフィリピンを肌で感じることが出来ると約束できます。