フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【予習】初めてのフィリピンでビックリしないで!10選!

 

フィリピンに行く前に知ってた方がいいこと 

大統領を筆頭にいろいろ普通じゃないフィリピン。末端のローカル市民もかなりの強者ぞろい。何も知らずに行くといろいろビックリして「一体何が起こってるの?」、「私が悪いの?」とか不要な不安を抱えることに。そんなことにならないようにフィリピン最後の秘境を呼ばれているパラワン島に2年以上暮らす私がここでの体験をベースに皆さんにアドバイス!ここでよく起こる具体的な10個の現象を紹介します!

 

ここはフィリピン。日本じゃない

日本で暮らして得た常識や経験は、ここでは50ペソ紙幣くらいの価値しかないのではと思う今日このごろ・・・・20ペソかも(汗)。

南国イメージの強いフィリピンを様々な期待を胸に秘めて訪れて「何これ!?」「うそ!?」「は??」「ふざけんな」と思わないようにここで事前の予習!これを読めば心の予防接種完了!!きっと「えっ!?何!?」が「ホントだ!楽しい!」に変わります!

 

びっくり、がっかりしないでね!これがフィリピンだから!10選!

予想外プラス予想以下のことが日々多発するフィリピンライフの出来事はこのブログでもさんざん悪口のように書いているが、国が異なるので日本人の立場からすると受け入れざるを得ない。

長期間住むと、「はいはいまたこのパターンね・・・」と悲しくも免疫が出来、なんとか平常心でいられるが短期旅行者ともなれば仏様のような心の持ち主以外はいろんな種類のショックを受けてしまうこと間違いなし!

ぜひ心臓ショックで生命の危機にさらされる前に予習して、自分の身は自分で守って欲しい!ということでいってみましょう!

 

エントリーナンバー1

「っえ!?あんた髪濡れてるけど!」

 

朝の通勤時間、牛歩のごとくスローな動きのフィリピン女性を見ると何か髪の毛が濡れている・・・・これはフィリピンでは良く見かける光景。ドライヤーなんて昭和にフェイスブックだけが付属されたようなこの国では一般家庭では装備されていない。

というか朝シャンしてそのまま通勤するのが普通なのでドライヤーうんぬんは関係ないのかもしれない。髪を乾かす時間がないにも関わらず遅刻するのが彼女達の得意技だ!

 

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もちろんこんな美人はいない・・・・

運が良ければパーマ中に買い物をするフィリピン女性を見れることも!

 

続いてエントリーナンバー2!

「っえ!?わたし客だけど・・・・」

 

何を差し置いてもいつでも自分が主人公のフィリピン人。たとえサービス業にフィールドが変わってもそこはブレない。お店で探し物をしても機嫌が悪ければ全然相手にしてくれない。(機嫌が良くてもダメな場合もアリ・・・)

 

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噂の高いホスピタリティーは値段の高い場所でしか受けられない悲しい現実。もちろんラグジュアリーなホテルなどは受付嬢のスマイルが可愛かったりする。

そっけない態度をされてしまうと、親切丁寧でスマイル0円のサービスが普通の日本から来ると「なんか悪い事したかな。。」と思ってしまうかもしれないが、全然そんなことないので安心して欲しい!

  

エントリーナンバー3!

「うそ!?仕事中でしょ?」

 

急に大声で歌い出す、お客さんがいる前でスタッフ同士の大声談笑がハイタッチ付きで始まる、肩肘付きながら店番、仕事場に子供を連れてきて暴れ放題。

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そんな場面に出会っても、びっくりしないで!よくある光景!無視して対応しよう!

 

続いてエントリーナンバー4!

「犬多くね・・、ついでにハエも・・・」

 

道を歩くと野良犬と野良犬風飼い犬がたくさん。日本ではほぼ絶滅した野良犬がフィリピンでは未だにたくさんいる。

主な犬種は「フィリピン名物痩せた犬」

熟練のフィリピン野良犬になると道路の真ん中で昼寝までこなしてしまうのでびっくり。一見死んでいるかのように半仰向けで眠る姿は日本人からするとヒヤヒヤしてしまう。

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野良犬だけじゃなく首輪をつけた野良犬風飼い犬もその辺を闊歩しているのにも驚き。人間になれていて滅多なことでは噛まないので安心して欲しい!

ついでにハエも多い。

屋外や、半屋外でのレストランなんかではブンブン飛んでいる、日本では特に飲食店でハエが飛んでいると評判に関わるが、ここでは関係ないのでハエさん達にひかないようにしよう!ハエさんたちも必死に生きている!

ついでにフィリピン人のさりげなくハエを追い払う華麗な仕草も注目!

 

さて中盤のエントリーナンバー5!!

「なんか店員の人数多くね・・・・?」

 

この国は完全分業制。カッコイイ響きだが、現実は自分の与えられた仕事以外のことはたとえ暇になっても手を出さない。というかたくさんのことが同時進行出来ないので必然的に店員の人数は多くなってしまう。

なので客がいないのに店内が店員で溢れかえっている時がしばしば。ボケーっと突っ立ているだけの店員をみると、日本人目線だと速攻で人件費削減をしたくなるが、そんな事をしてしまうとお店が回らなくなってしまうようだ。

 

たまに踊るショッピングモールの店員

 

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こーゆーことは得意。

かつてのすき家のワンオペをローカルフィリピン人がしたら「おそい、うまい、やすい」になってしまうだろう。そして絶対に牛丼以外のメニューは絶対にワンオペ中だと無理だ・・・。もしかしたら混乱して勝手に臨時休業にしてしまうかもしれない(汗)

もしレストランであなた以外に他にお客さんがいなくて、たくさんのフィリピン人店員に囲まれて何か小劇場の主役みたいになってしまっても、気にせず食事を楽しもう!ちなみにフィリピン人は気になることがあれば容赦なくガン見してくる・・そして何かあるとどこからともなく集まってくる。

 

さて後半のエントリーナンバー6!

「あれ・・?私の顔なんか付いてるかな・・?超見られるんだけど・・・・」

 

これは女性限定で、多数の日本人女性から得た証言だが、その辺を歩いているとフィリピンの男どもがやたら見てくるそう。さっきのエントリーナンバー5でも触れたが得意のガン見をところ構わず使ってくる様子。

 

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おそらく日本人の白い肌と、オリエンタルな雰囲気にメロメロ、オスの本能を抑えることができないと推測。綺麗な女性を前にすると同じ男として分からんでもないが、聞くところによると目線があからさま過ぎらしい。

ちょっと隙を見て盗み見みをするような高度な技術を彼らは持っていないので、もし視線を感じたらせっかくなのでモデルになった気分を味わってほしい!

 

さて次はエントリーナンバー7!

「これ頼んでないけど・・・・」

 

オーダー漏れが多発するくせに、なぜか頼んでもないものが伝票に書かれていることが起こるフィリピン。

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店のオーナーで無い限り一般の店員は売り上げのことなど一切無関心なので、きっと悪気はなく単純に間違えたと思われる。食事後に伝票をチェックするのはカッコ悪いことじゃないので、しっかり行おう!

 

さて終盤

 

エントリーナンバー8!

「どこに並べば・・・?私の順番は・・・・?」

 

なんでも曖昧な国フィリピン。場所がどこでもレジやカウンターがあれば起きてしまうこの現象。

 

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カウンターを前にして各々が好きなように並ぶ、日本人から見るとそこに規則性が見えないのでかなり不安になる。中には列と列の間の中途半端な位置に突っ立ってるフィリピン人客も。

さらには列の前にスペースが出来ても、詰めようとせずそのまま微動だにしない必殺技も繰り出してくる。もうよく観察して見極めるしか方法はなし!

 

エントリーナンバー9!

「ちょ、ちょっと当たってるけど・・・・・」

 

他人との物理的距離が近いフィリピン人。レジなんかに並んでいて体に何か触れたと思ってびっくりして振り返ると後ろのフィリピン人のレジかごが当たっているだけ、みたいなことは多々ある。

彼らにとってはちょっとくらい他人に触れたって全然普通のこと。

 

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日本人の私はパブロフの犬状態で気まずくなってしまうが、全然気にしなくて大丈夫。なんなら振り返らなくてもいい。無視でOKだ!

 

さていよいよラスト!

 

エントリーナンバー10!

「っえ!?そんなに怒らなくても・・・・」

 

ちょっとお尋ねごとをローカルフィリピン人にすると、もしかしたら「ア”ァ??」と聞き返されてしまうかもしれない

 

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でも大丈夫、安心して。長州小力と同じで決してキレている訳ではない。

 

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通常外国人に何か尋ねられてもう一度内容を聞き返す時はこんな風にならないのことが多いが、不意をついてしまうと、もしかしたらこんな風にリアクションされてしまうかもしれない、ただ相手は一切の悪気はなく普通に聞き返しているのでひるまなくて大丈夫!

言葉は分からなくても、フィリピン人同士の会話を注意深く観察すると頻繁に「ア”ァ?」とちょいギレの表情付きで聞き返している。彼らにとっては普通なので「なんかフィリピン人にちょっと尋ね事しただけでキレられた」と悲しい思い出を作らないように! 

 

まとめ

さてこのままエントリーナンバー1000くらいまで行きたいところだがキリがないのでこの辺で予定通りに終わりにしよう。あんまり書き過ぎるとみんなフィリピンに旅行に来なくなってしまうかもしれない(汗)

他にも伝家の宝刀フィリピンタイムや、鉄板のトイレネタなどもあるが、それはまたの機会に。

とにかく是非これを読んでフィリピンに降り立つ前の予習としてもらって、フィリピン人たちの一挙手一投足に深く考えないようにしてもらいたい!

すべては文化、習慣の違いで片づけられるので、それらを楽しみながら観察してほしい。逆に10個全部体験出来たラッキー!!

 

のんびり雰囲気のパラワン島、ぜひ一生に一度はお越し下さい。

 

パラワンの海から