フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【最高!】〇〇上手なお隣の奥さん!パラワン島

 

パラワン島お隣さん

 

フィリピンのパラワン島で暮らして数年、世界のベストアイランドとかフィリピン最後の秘境と呼ばれて観光客には大人気だが、やっぱり外国なので実際に暮らすとなるといろいろ不便なことな難儀なことが多い。その中で大きくパーセンテージを占めるのが食べ物。私はほとんど好き嫌いなく何でも食べられるし、フィリピン料理も好きなのだがやっぱり母国日本の味は恋しい。ただ最近は日本から旅行にくる方が私にお土産を買って持って来てくれることもあるので何とか日本食の欲求は抑えることが出来ている。(ありがとうございます!!もう神様!!)

 

だいたいお土産としていただいたものを食べるタイミングとしては

  • 日本食が死ぬほど恋しくなった時
  • 頑張った自分へのご褒美
  • 嫌なこと悲しいことがあった時
  • どうしてもフィリピン料理以外のものを体が欲している時
  • 体調が悪い時

こういったタイミングで超スーパーありがたくいただいています。その時はちゃんと手を合わせて、くれた方の顔を思い浮かべて、日本の方角を向いて、「いただきます!」とやっています。もう何かの儀式です。それくらい貴重でありがたい!!

 

しかし限りある貴重な食糧なので、さっきのような特別な時の為にとってあるので普段はやはりフィリピン料理。だいたい自分で市場に行って食材を買って作るか、その辺のローカル食堂で済ますかという感じ。

料理は好きなのだが、作りたいものがあっても日本の料理となるので食材や調味料がない。。グーグルで「超簡単〇〇レシピ」とか検索しても、肝心の調味料がなかったりとかして悲しくなる。でもそこでなんとか頑張って自分であやしいアレンジをするのだが、そうすると超簡単レシピではなく、めんどくさいレシピになって時間がかかってしまう(悲)しかもまずいし

 

前回は市場で適当な魚を買って煮つけを試みたが、みりんもなければ料理酒もない。なので代わりに余っていたウイスキーを適当にいれたが、やはりあの料理酒、もしくは日本酒のコクがないとちょっと物足りない。

 

その辺のローカル食堂も行き過ぎて毎度毎度同じ料理に飽きている。そして作り置きなので大しておいしくないし。。食堂のおばちゃんにはよくしゃべりかけられて困るし。静かに食べたい・・・もう最近はテイクアウト・・・

 

話しはちょっと変わるが、私が管理しているヴィラサクラのキッチンはお隣さんの家の方向を向いていて、外からキッチンの中の様子が見える造りになっている。なので、たまに私が悪戦苦闘しながら料理を作っていることを知っているので、たまに料理を差し入れしてくれることがある。もちろんコテコテのフィリピン料理なのだが、それが超おいしい!!

 

まず出来立てだし、味付けもうまい!その辺のローカル食堂よりよっぽどおいしい!!

 

この野菜たっぷりポーク̪シニガンなんて最高!ベストシニガン!!

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デザートのレチェフランまで

 

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もうお金払って毎日作ってもらいたいくらい!!だがさすがにそんな厚かましいお願いは出来ないので、たまに訪れるラッキーごはんをいつも待っている。もうその辺の猫みたいに台所の入り口でニャーニャー鳴いて催促したいくらいだ!

 

やはり子供を3人育てているベテラン主婦は料理が上手。でもこれはかなりラッキーだ。なぜかというと過去に住んでいた場所それぞれでフィリピン人から差し入れを貰った経験は何度もあるが、貰っておいて何なのだが、変な料理も交じっていた。もちろん気持ちは超スーパーありがたい!でもそれと料理は別問題。。突然これイケるか?という料理を目の前に差し出されて、イケそうになくてもいかなくてはいけないのだ。そして「デリシャス!スーパーデリシャス!」とモゴモゴ喉越しの悪いやつを口に入れたまま感想を伝えるのだ。もう本当に気持ちはありがたいのだが、お気持ちだけで充分ですなんて言えない・・・。しかも間が悪いと何かを食べ終わった直後に来ることもあるので、そうなったらもう修行!

 

しかし今のお隣の奥さんの料理はなんでもおいしい!!以前は結婚相手には料理なんか出来なくてもいいと思っていたが、その考えを改めさせられる腕前だ。なので私が万が一フィリピン人を結婚するなら料理上手で超美人な人を選ぶ!

 

だが、やはり貰ってばかりでは申し訳ない。お隣さんの台所事情まで詳しく知らないが、裕福ではないこの辺りの普通の家庭。しかしこの辺の普通の家庭は全然金銭的余裕がないのを私は知っている。一歩と言わず半歩間違えればその日食べることにも困る経済状態なのだ。それゆえにこの差し入れは「作り過ぎて余ったから」という種類のものではない。きっといつもよりわざわざ多めに作ってくれている。なのでさらに感謝してしまう。

 

ということで、私も何か作ってお返しをすることに!大したものは出来ないが、いつもの感謝の気持ちをスパイスにすればきっとおいしく食べてもらえるはずだ!!

 

で、いつもよりちょっとだけいい鶏肉を買って、フライドチキン!子供もいるし、フィリピン人はジョリビーが大好きなので、フライドチキンだったら失敗はないだろう!

 

パン粉も買って、鶏肉を揚げるだけ。シンプルだがおいしい料理!マヨネーズとバナナケチャップをませたソースを添えて、見た目もなるべくおいしそうに!で完成!!

 

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これをおやつの時間を見計らって差し入れした!おいしく食べてくれたなら幸いだ。

 

 

パラワンの海から