フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

【男2人】モルティキャブで夜のドライブ / パラワン島

この車はモルティキャブ

 

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軽自動車の後ろが対面の座席になってちょっと伸びている乗り物

 

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ここプエルトプリンセサではトライシクルと並ぶ庶民の大事な足

 

そのモルティキャブドライバーに一人知人がいる。

 

たくさん走っているモルティキャブだが、ほとんどはお世辞にも綺麗とは言えない状態・・・日本だったら車検に通らないし、そもそも廃車なコンディション

 

それも味があって私は好きなのだが彼の車は超キレイ!

 

おそらくパラワン島ナンバーワン

 

以前そのキレイさに驚いて私から声をかけた

 

「このモルティキャブは君の?」

 

その時彼は食堂でご飯を食べていたのだが軽くうなずいた

 

人を身なりで判断するほどこちらも綺麗な服を着ていないが彼はなかなか小奇麗な恰好。

 

日本的に言うとガサツな人が多いモルティキャブドライバーだが彼はちょっと違う雰囲気を醸し出していた。

 

なのでその日に彼がいつも回るコースを普通にお金を払って2周、助手席に乗って回った

 

モルティキャブに揺られるのは好きなのた。

 

2時間

 

彼の運転は珍しく上手で安全運転だった。

 

これはなかなか言い表せないし、実際フィリピンで車に乗らないと分からないと思うのだが、マナーがあって上手な運転をするドライバーはあまりいない

 

特に公共の乗り物の場合は小慣れているせいかは運転はメチャクチャで危ない。そして乗客の乗り心地とかは考えない。お

 

なので仮に運転が上手くても客商売の観点から言うと下手なのだ

 

そんな感じなので彼の運転は見事。車の小綺麗さと運転に性格が出ているのだろう。

 

コテコテのフィリピン人を感じさせない静かな安心できる雰囲気を持った男。あんまり言うとアレだが、なかなか出会わない類のフィリピン人だ

 
そして昨晩はちょっと黄昏たかったので彼のモルティキャブを見つけて乗車。

  

私はまた助手席に乗り、彼はいつものルートを途中お客さんを拾いながら安全に回る

 

窓もエアコンもないけど綺麗な光るモルティキャブの助手席に揺られて夜のパラワン島プエルトプリンセサをドライブ

 

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排気ガス、喧騒と熱気

 

でも市街地から離れるにつれて暗く静かになる

 

 そのくらいから音楽をかけ始める。スモールフォンから車体のスピーカーを通して知らない洋楽が大音量で流れ始める

 

爆音はフィリピンで生活する上で最悪にもなり最高にもなる。

 

そしてこのモルティキャブ、座り心地は悪いけど居心地がいい

 

あまり会話もなくただ揺られている。黄昏るにはなかなかいい環境。

 

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皆さんもパラワン島に来てモルティキャブに乗る機会があればその雰囲気を楽しんで下さい!

 

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パラワンの海から