フィリピン最後の楽園パラワン島 日常編

日本と全然違う!そんなパラワン島での暮らし / 2017年~現在

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この4、5月はパラワン島に住んで一番忙しい1カ月だった。主に日本からたくさんの人がここに旅行に来てくれて毎日いろいろな人と会った。

 

このブログはGW最後の5月6日に書いているが、もちろんこれからツアーの予約の方もいるし、今日の夜中にはヴィラサクラに日本から一人旅の人がチェックイン予定なのだが、ポツンと時間が空いてしまった。それでも私のスマホはラインやメール、電話が鳴るので何もないとは言えないけど、久々にバタバタしない1日なのは確か。

 

昨日実は個人的に悲しい出来事があったので、今日のパラワン島は快晴でも私の心はちょっと曇っている。なのでせっかくのこの空いた時間を有効活用したかったのだが、何か気力が無く、悲しい気分で心は塞ぎこんでいる。人生とはなかなか思い通りにいかないものだけど、こーゆー時にすぐ日本に住む気心の知れた人や、信頼できる人と面と向かって会って話を聞いてもらったり、話をしたり出来ないのは海外生活のデメリットなのかもしれない。

 

こんなフィリピンの西の果てに住んでいると、いろんな人に凄いですねって言われることが多いが、全然すごくなんてないし、悲しいことがあるとこんな風に気持ちが塞いでしまうし、またこんな関係のないことをブログ書く必要もないのだが、面と向かってこんな気持ちをさらけ出してしゃべる相手もいないし、弱音を吐き始めると止まらなくなるかもしれないし。経験上書くことによって気持ちの落としどころが見つかることも知っているので自分の為に書いている。

 

ところで話は変わるけど、先日、日本からこれまた一人旅でパラワン島に来てくれてヴィラサクラにも泊ってくれた20代の女性がいたが、偶然にも同じ愛媛県出身だった。彼女は今もそこで働いているのだが、ここで同郷の人に会ったのは初めてだったのでとてもびっくりしたしうれしかった。こーゆー時に感じる親近感は皆さんも経験上分かると思う。

 

私は18歳で上京してから、数年に1回帰るという生活をずっとしていたので、いろいろ話しているうちに懐かしさがよみがえってきた。

 

彼女はあの場所からこのパラワン島まで来たのだが、当たり前のことだが旅行に来るまではあの私が子供のころ育ったその場所にいたのだ。彼女の纏う空気感がここパラワン島にいる私に故郷を強く思い出させてくれた。

 

久しぶりに聞く愛媛弁がここパラワン島だったのには心の中で笑ってしまったが、ちょっとなんとも言えない感傷的な気分にも同時になってしまった。

 

ツアーの関係で旅行中にラインでやり取りしていたのだが、最終的に長い時間とたくさんの乗り継ぎを終えて「松山に着きました!」という連絡があった時は大きなトラブルなく旅行を楽しんでくれてうれしい気持ちと、なんだか一人ここに取り残されたような気持ちにもなり、GW中はその他いろいろ出来事があったけど、それに加えて嬉しさや寂しさ、懐かしさで感情も同時に忙しかった。

 

なんかこうやって書いていると少しづつ気持ちも落ち着いてきたし、これからシャワーでも浴びて、ココアでも撫でて、1杯ビールでも飲んで、スイッチをまた入れなおすとするか。

 

明日はいいことが起こるのか、悪いことが起こるのか、また悲しい出来事があるのか、はたまた感動するような出来事が起こるのか、どんな人と会うのかも分からないけど、どうなるのか様子を見てみよう。

 

と、珍しく部屋にこもってこんなことを一人で書いていたらお隣さんが風邪でも引いたのかと心配して食事を持ってきてくれた。。。

 

これ

 

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これは味が日本的でなんか今の気分にぴったり。そして美味しい・・・

 

料理も気持ちもありがたい!

 

さて皿でも洗って返して、シャワー⇒ココア⇒ビール⇒夜中到着のお客さんの準備でもするとしよう

 

 

パラワンの海から